引きこもり問題

現在、日本には6カ月以上家族以外と交流せず、自宅にいる15歳から39歳の「ひきこもり」が約54万人いる。

こうした人が、社会参加できないまま年を取る「ひきこもりの長期化・高齢化」が社会問題になるなか、この状況に一石を投じているのが、元ひきこもり相談員である伊藤秀成さんの『ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの方法』(雷鳥社刊)だ。

「正社員として就労できるひきこもりは100人に1人」
「ひきこもりの経済的自立は無理ゲー」

こんな過激ともいえる主張を繰り返す伊藤さんに、その主張の背景にあるものを聞いた。

――本書では「ひきこもり・ニート支援の現実」について、伊藤さんご自身の体験を交えて書かれています。今の日本の、ひきこもり・ニート支援の方向性は、「正社員として就職し、経済的自立を目指す」というものですが、支援者として活動されていた伊藤さんの実感としては、これは難しいとお考えでしょうか。

伊藤:ひとことで言えば「無理ゲー」です。ニートは人と関わることはできるのでまだ可能性はあるのですが、ひきこもりはそれもできないのでどうにもならないというのが正直なところですね。

親御さんに経済的余力がないご家庭のひきこもりの方は既に生活保護を受けている方も多いですし、親御さんに経済力がある家庭の方も、良くて非正規で就労してすぐに辞めるというのを繰り返すのが精一杯な状況です。

じゃあ正社員になれる人はどれくらいいるのかというと、はっきり言って100人に1人いるかいないかです。だとしたら支援する側がそこだけを目指すのはどうなのか、という話になってくる。

――もっと多様な支援が必要だと。

伊藤:そうですね。安倍政権が「働き方改革」を打ち出していますが、前提となっているのは「賃金労働者として生きる」ことです。となると、そこから脱落してしまったひきこもりやニートはどうしていいかわからない。

最終的に「一億総活躍社会」を目指すのであれば、賃金労働者以外の生き方も積極的に認めていくべきだと思っています。

――伊藤さんは過去にひきこもり相談員として支援の現場にいらっしゃいました。先ほど「ひきこもりから正社員になれるのは100人に1人」ということをおっしゃっていましたが、在職中に正社員になれた方はどれくらいいたのでしょうか?

伊藤:3年2カ月相談員をやって、正社員になれたという例は1件だけです。やはり、現状正社員はかなりハードルが高いといえます。

――可能かどうかは別として、正社員になるためにどんなステップを踏んでいくのでしょうか。

伊藤:人に慣れてもらおうという目的で、ひきこもりの人同士を集めて交流させる場があるのですが、そこでの振る舞いを見ます。

正社員は無理でもアルバイトで働けそうな人は、とりあえずアルバイトをしてみましょうか、ということになりますし、それも無理そうなら障がい者制度を使ってみようか、という話になります。
――「交流の場に来る」ところから、「働く」までにはかなり隔たりがあります。

伊藤:まず、「交流の場に来る」というところで一定数がふるいにかけられるわけです。

来られた人はある程度意欲のある人のはずなのですが、それでも正規か非正規かを問わず「働く」となると、かなり人数は絞られますね。「交流の場」で停滞してしまう人はすごく多い。

――今、ひきこもりの長期化と高齢化が大きな問題となっています。平均10年以上というデータもありますね。

伊藤:僕が会った方で一番長い方は、50代の方で30年くらいでしたね。

でも、おそらく40年以上ひきこもって60歳を超えている方もいらっしゃるはずです。その年代になると、「独居老人」というくくりになって「ひきこもり」としてカウントしないから実態が見えないだけで。

――ひきこもっている方々の本音として、自分の将来についてどう考えているのでしょうか。

伊藤:そこは人によって本当にまちまちで、悲観的な人もいれば楽観的な人もいます。

「なんとかしないと」と思っている人がいる一方で、「生活保護を受けたいから早く親に死んでほしい」と考える人もいます。「楽してお金をもらえそうだから議員になりたい」という人もいました。楽なわけがないんですけどね。

印象に残っているのは「正直、将来のことは考えたくない」と言っていた20代の方です。中学に一度も登校せず、そこからずっとひきこもっている方なんですけど、どこかで自分の将来は絶望的だと気づいていたんだと思います。

ただ、こういう方は現実を見ているぶん、希望はあります。まずいのは「ファンタジーから抜け出せない人」です。

一度もサッカーをしたことがないのに、サッカー選手になりたいとか、日本代表の監督になれると言ってはサッカーの教本を読んでいる40歳くらいの男性に会った時は衝撃を受けました。「中二病」を中高年まで引きずってしまうと厄介なんです。

――そういう方も、「交流の場」に来るんですか?

伊藤:何度か来たのですが、あの場は「ひきこもりの人に現実を見せる場」でもあるんです。

だから、もとのひきこもりに戻ってしまいました。フットサルをやってもらったのですが、当然、自分がサッカー選手にはなれないという現実がわかってしまう。本人にとってその現実は見たくないものなんです。
(以下ブログに続く)

http://www.sinkan.jp/news/7207?page=1

ひきこもりがひきこもりを語ろうと思います。

今日の記事はひきこもりについて。ひきこもりが社会復帰するのはものすごく難しいという記事です。

お恥ずかしながら、私自身がひきこもりの状態にあります。病気で働けず、障がい者認定と生活保護を受けての引きこもりというケースです。ただこのケースは今回の記事であげられる「狭義のひきこもり」には該当しません。ただ、状況的にはあまり違いはないので「広義のひきこもり」には該当すると思います。

「ひきこもり」の基準と概念をはっきりと打ち出したのは精神科医の斎藤環さんです。
斎藤さんが「社会的ひきこもり」を著し、ひきこもりの概念をはっきりと書いた上で「ひきこもり300万人説」を打ち出したのは1998年頃。おそらくその数字は間違っていません。
記事には「日本のひきこもりは52万人」とありますが、この調査の一番の盲点は年齢です。15歳~39歳に対して調査した結果が52万人であって、もっと年齢層を広げれば、該当する人数はもっと多くなると思われます。

そもそもこの15歳(中学3年か高校1年)~39歳を対象に調査している理由なのですが、「40歳以上は青少年にあたらず、管轄外になるため」というのが理由です。これは調査をした厚生労働省の正式な回答です。

中年や老人にもひきこもりはいると考えられています。まず中年のひきこもりで考えられるのが、「若年層から抜け出せない場合」と「リストラが原因でのひきこもり」のケースです。もちろんそれ以外にもひきこもるケースは考えられますが、このふたつに該当するひきこもりというのはそれなりの数いると考えられます。
老人のひきこもりに関しては、「定年退職からのひきこもり」と「傷病からのひきこもり」が多くいると考えられます。

ひきこもりの問題を「社会に寄与しないから」という一点にしぼるなら、老人のひきこもりは考察から外してもよいと思いますが、「社会的孤立が招く各種の問題」にも触れるなら、老人も対象に入ると思われます。

以上のことを踏まえると、ひきこもり300万人というのもおおげさな数字ではなくなると思います。

ところで、2ちゃんねるで長期のひきこもりについてのスレッドを見ると、「安楽死施設を作って欲しい」という意見が、結構頻繁にみられ、その意見はおおよそ肯定的に受け取られます。
労働者になることよりも、現状を冷静に鑑みた結果、「自死」を選択する人は、おそらく結構な割合でいます。

ただ、自殺というのは勇気がいりますし、加えて成功率が低いので(10%程度と言われています)、そういった意味でも「安楽死施設」を要求する声が高いのでしょう。

私も、今までに13回程度自殺未遂に失敗しました。救急搬送や胃洗浄というのは各5回前後でしょうか。そんな人間が毎日毎日願ってやまないのは、当然ただの一つだけです。

はやく死にたい

蓮舫議員の二重国籍問題

 民進党の蓮舫代表は16日、台湾との「二重国籍」状態にあった自身の問題に関して「法定代理人を含めやりとりし、法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と述べた。熊本県西原村で記者団の質問に答えた。

蓮舫氏は15日、二重国籍問題を巡って日本国籍だけを持つ意思を宣言する「国籍選択届」を提出し、受理されたと明らかにした。国籍法は16条で日本国籍を選択した場合、外国籍の離脱に努めなければいけないと規定している。

ソース:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H2T_W6A011C1PE8000/

二重国籍「選択義務履行までは法違反」…法相
読売新聞 10月18日(火)11時22分配信

金田法相は18日午前の閣議後の記者会見で「一般論として、(国籍選択義務の)
期限後に義務を履行したとしても、それまでの間は国籍法上の義務には違反していたことになる」と述べた。

国籍法は、二重国籍者は原則22歳までに日本国籍か外国籍かを選択するよう
義務づけている。民進党の蓮舫代表は、日本国籍の選択宣言を今月7日に行ったことを
明らかにしていて、国籍法の義務を履行していなかったことが指摘されていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00050049-yom-pol

今月のニュースは豊洲と蓮舫ばっかりな気がする。

先日蓮舫議員(本名は村田 蓮舫)が「国籍法違反にはあたらない」と言ったのに対し、法務大臣が「そんなことないです違反です」と返したニュースです。

今回の件は多くの情報が流れていますが、問題となるのは次の二点です。
・国籍法第違反(14条)
・公職選挙法違反(235条)

まずは国籍法から簡単に解説していきます。
20歳までに重国籍になった人は、22歳になるまでに、国籍選択をしなくてはいけません。
それには日本の役所への届け出の他、蓮舫議員の場合は台湾の方へも届け出をする必要があります。
蓮舫議員はこれらの手続きをしていなかったので、国籍法違反にあたるのですが、『この法律に違反しても、罰則はありません』。
二重国籍問題の面倒くさい点一つは、罰則が無いということでしょう。
こういった法律のことを「努力義務」と呼び、一般人は基本的に違反しても問題にはなりません。ただ、蓮舫議員は政治家ですので、例え努力義務であっても違法状態を続けるわけにはいかない、ということです。

次に公職選挙法違反について。
蓮舫議員の件は「経歴詐称(虚偽事項公表罪)」にあたる可能性があります。
蓮舫議員は「日本人」として選挙に出ましたが、実際は重国籍です。これが「経歴詐称」にあたる場合、「20万円以下の罰金又は二年以下の禁固」の罰則が発生します。
過去に学歴詐称で民主党を辞め、その件について裁判を起こし、最高裁まで争った元議員がいるのですが、結局有罪は覆りませんでした。

重要なのは公職選挙法違反の方だと思うのですが、さてどうなるのでしょうか。
日本の法曹界は基本的に左寄りですので、なんかうやむやになって終わりそうな気がします。

鳥取で震度6弱の地震発生

21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震があり、鳥取県倉吉市と湯梨浜町、それに北栄町で震度6弱の激しい揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
この地震で震度6弱を観測したのは、鳥取県倉吉市と湯梨浜町、それに北栄町でした。また、震度5強の揺れを鳥取市と鳥取県三朝町、岡山県の真庭市と鏡野町で観測しました。
さらに震度5弱を、鳥取県琴浦町と日吉津村、それに島根県隠岐の島町で観測しました。
このほか、中国地方と四国、近畿、北陸、九州、東海、関東甲信の各地で震度4から1の揺れを観測しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/catnew.html?utm_int=all_header_menu_news-new

鳥取で震度6弱の地震がおきました。震源地は鳥取県中部とのことです。
熊本地震からさして日が経っていないのに、今年は地震が多すぎるように思います。
関連性はないみたいですが、油断は禁物。関東大震災、東海大地震が来る日も近いのかもしれません。

負傷者は200人近く出たそうですが、亡くなった方はいないそうです。なんというか防御力高いですね。

さてこんな時ですので、地震発生時の避難行動について、簡単におさらいしようと思います。

・屋内で地震が起こった場合
机の下に隠れるなり、ベッドに潜って枕で頭を保護するなり、トイレに駆け込むなりして身を守りましょう。揺れが収まったら火の元を確認を。
・マンションやビル内で発生した場合
エレベーターは使ってはいけません。マンションの管理人と接触できる場合、揺れが収まってから情報を交換しましょう。
・屋外で地震が起こった場合
まずは倒れやすいものから身を守って下さい。鞄なりで頭を保護してください。この際、電線やガス漏れには注意してください。揺れが大きい場合、公園や学校を探すのが良いでしょう。
・海辺や河口で地震が起こった場合
即刻水辺から離れ、高台に逃げてください。「まぁ大丈夫だろう」と、憶測で判断するのはとても危険です。海にせよ川にせよ、不意打ちで襲ってくることがままあります。
・山や崖の近くで地震が起こった場合
海辺同様とても危険ですので、即刻離れてください。津波や土砂崩れといったものは、思いもつかない動きをします。
・車の運転中に地震が起こった場合
急ハンドル、急ブレーキを避け、道路の左側に駐車してください。揺れが収まるまでは外に出ず、ラジオ等で状況を確認してください。また、車をおいて避難する際はキーはつけっぱなしで避難してください。これは、緊急車両や救急車両の通行の妨げになった時、すみやかに移動させる必要があるからです。

簡単ですが、このような感じです。日本人と地震というのは切っても切れない関係にあります。
日本人というのはどういうわけか「自分は大丈夫」と思う傾向が、諸外国の方より強いらしいです。
「この雄大な自然の前には、人間の悩みなんてちっぽけなものだ」。そんな言葉を時に耳にしますが、雄大な自然の前には、人間の命もちっぽけなものです。
ゆめゆめ油断なさらぬよう、お気を付けくださいませ。

高江ヘリパッド問題

沖縄タイムス 10月19日(水)12時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00067244-okinawat-oki
米軍ヘリパッド建設工事で東村高江周辺を警備する機動隊員が、建設に反対する市民に向かって
「触るな。土人」などと発言していた問題で、沖縄県警は19日午前、事実関係を認めた。県警の調べで、
大阪府警の20代の男性機動隊員が発言を認めたという。県警は差別的用語で不適切な発言だったと説明し
「今回の発言は極めて遺憾。以後そのようなことがないようあらためて指導する」とコメントした

また、高江警備で別の機動隊員が、反対市民に対して「シナ人」と発言している動画が配信されているとして、
県警警備2課が事実確認を急いでいる。

残念ながら日本人がどれだけ蔑まれようとも、ヘイトスピーチ規制法の対象外です。

沖縄に建設される予定のヘリパッド基地工事現場で市民と機動隊が衝突。その時機動隊員が差別的な発言をした、という記事です。

まず、高江ヘリパッド問題について解説します。
2015年2月から、沖縄県国頭郡東村高江に建設されているヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)基地です。
それに対して市民が反対運動を起こしている、というのが概要です。

ただここで注意してほしいのは、上に挙げている「市民」というのは、基本的に普通の市民ではありません。よく訓練された市民です。活動家とも言います。
「反アメリカ」「反権力」「反政府」「共産主義」といった思想や心情の元に集まり、南は沖縄、北は北海道まで幅広く活動する人たちです。
原発運動に関しても積極的に活動し、反原発運動を起こしたその足で沖縄に飛び、翌日に反米軍基地を訴える、非常にアクティヴな方々です。

どの程度の兵力を有し、どの程度の装備をしているかについては未知数ですが、かつて東大閉鎖運動を起こしたり、浅間山荘事件を起こした「市民」か、あるいはその関係者、継承者ですので、「武装はしていない」と侮るのはおそらく危険です。
乗用車や漁船といった乗り物だって、使い方次第では強力な兵器になります。ガソリンがあれば火炎瓶が作れます。中性洗剤とアルカリ性洗剤で毒ガスだって作れてしまいます。

記事内には「警察」ではなく「機動隊」という単語が見えます。これはつまり、一般的な警察では手に負えない可能性を有しているという何よりの証拠です。

さらに加えるなら、沖縄にある二大新聞「沖縄タイムス」「琉球新報」これはどちらも、朝日新聞が霞む程の左翼新聞です。
もっと南の八重山には「八重山日報」というまともな新聞社もあるのですが、あまり普及していません。

沖縄には基地内の米軍と、基地外の活動家という二つの問題を抱えています。どうしても他人事になってしまいますが、ご愁傷様としか言いようがありません。
この文章を読んでいる沖縄の方がいるかどうかはわかりませんが、どうぞ気を強く持って、頑張って下さい。

科学者と宗教

国連がある面白い統計を発表しました。現在から過去に遡って300年の間、世界における素晴らしい科学者300人を対象に、神を信じる人が何人いるのかについて調査しました。すると、8~9割の科学者たちが神を信じていることが分かりました。

300人の内、神を信じないと示した人は僅か20人でした。一方、神を信じると明確に示した人は242人で、世界的に著名なニュートン、エジソン、X線を発見したヴィルヘルム・レントゲン、電池を発明したアレッサンドロ・ボルタ、アンドレ・マリ・アンペール(電流のSI単位のアンペアはアンペールの名にちなんでいる)、ゲオルク・オーム(電圧と電流と電気抵抗の基本的な関係を定義付けた)、キュリー夫人、アインシュタイン等々がその中に名を連ねています。

また、20世紀におけるイギリス、アメリカ、フランスの科学者の中で9割以上が神を信じることも明らかになっています。ここで、6人の現代の著名な科学者をご紹介しましょう。

*ハーバード大学神経科学者、アイベン・アレクサンダー(Eben Alexander)博士

アレクサンダー博士は個人のブログで自らの観点を述べています。「我々が宗教と科学の教条に束縛されなくなった時、人類は初めて認識において突破できる。何故なら、これらの教条は我々に対して、精神領域が真の物質的存在であることを理解する能力を拘束しているからだ」

博士は30年近く神経外科医として務めており、ハーバード医学院にも勤務していました。瀕死体験(NDE)は大脳が圧迫を受けたために生じた幻想だと主張していました。しかし、自ら体験したことで懐疑論者から有神論者に転じました。

博士は実際、瀕死状態から生き返ったことを体験しており、医療における奇跡とされました。ニューヨーク・タイムズが2012年に出版した彼の著書「天国の証明(Proof of Heaven)」の中で、深刻な昏睡状態になった自分が未来の世界に行ったことを書いています。博士は来世の存在に対して以前と違って、否定的ではなくなりました。

著書の紹介に、「このことは誰の身に起きても尋常ではないことだが、アレクサンダー博士の身に起きたことは革命的なことである。科学者であろうが信仰を持つ者であろうが、このことを無視することはできないのだ」と記されています。(中略)

*アインシュタイン(Albert Einstein)

アインシュタインの著作「相対論:狭義と広義相対論(Relativity: The Special and General Theory)の中で、彼は次のことを述べています。

「我々はまさにたくさんの多言語書籍を詰め込まれた図書館に入った子どものようだ。たくさんの本を書いた人がいると子どもたちは知っているが、どのように書かれたかは知らない。何故なら、これらの本に書かれた言葉を知らないからだ」

「しかし、子どもたちはこれらの本に何か神秘のベールに包まれたルールがあると感じている、ただ実際は何であるかはわからない。私からしてみれば、仮に最も賢い人類でも神に対する理解はこの程度しかないのだ。我々が目にした宇宙は人類が驚嘆するほど秩序良く組織されており、一定の法則に沿っていると知りながらも、ぼやけていて、はっきりとした理解ではないのだ」

アインシュタインが1927年のある晩餐会で、ドイツ人評論家で無神論者のアルフレド・カール(Alfred Kerr) に対して、「我々が持っている限られた手段で自然の奥深い神秘に潜入しようと試みれば、背後には微妙で無形な、表現し難い明らかな関連が存在していることに気づくのだ。物事を理解できるということを超越した力への畏敬の念こそが私の宗教だ。この意味において、私は実に宗教信仰があるのだ」と答えました。

H・Gケスラー(H・G・Kessler)が1971年に発表した「大都会日記(The Diary of a Cosmopolitan)」より抜粋しました。

*量子力学創始者の1人、ノーベル物理学賞受賞者マックス・プランク(Max Planck)

マックス・プランクの著作「科学は何処へ行く?(Where Is Science Going?)」の中で、「科学は大自然の究極な神秘を解釈できない。なぜならば、最終的に、我々も自然の一部分であり、我々自身が解決しようとする神秘の一部分であるからだ」と述べています。

「すべての物質はある種の力の影響下にのみ創造と存在ができる。この力は一つの原子粒子を振動させ、最も微小な「原子太陽系」を支えている。この力の背後には意識を持つ、知恵の心が存在することを仮設しなければならない。この心こそが全ての物質の母体であるのだ」

(以下省略)

http://www.epochtimes.jp/2016/10/26258.html

300年前って、「私は神を信じない」なんていったら石投げられて棒で殴られて火あぶりにされる時代も含まれてるじゃないですか。

国連が実施した調査によると、9割の科学者が神を信じていたそうです。
現代の科学者にも聞いていただきたいですね。特に日本の科学者。

記事本文を読んで思うことは二つあります。一つ目は、アインシュタインは非常に文学的であるということです。
「我々はまさにたくさんの多言語書籍を詰め込まれた図書館に入った子どものようだ」
なんてすばらしいじゃないですか。生半可な作家よりもずっと優れた一文ですよ。
「我々が持っている限られた手段で自然の奥深い神秘に潜入しようと試みれば、背後には微妙で無形な、表現し難い明らかな関連が存在していることに気づくのだ」
っていうのも良いですね。ホラー作家、ハワード・フィリップ・ラヴクラフト氏も、同年代にそんなこと書いていますよ。ラヴクラフト氏なら、「背後には微妙で無形な、表現し難い腐臭を放つ存在が、まさに私の影から這いよってくるのだ」みたいなことを書きそうですけど。

もう一つはアレクサンダー医師の体験した内容なのですが、これはニア・デス・エクスペリメント(NDE)という名前がついており、ER(緊急救命室)で働く方なら時折みられることなのだそうです。

舞城王太郎さんの「土か煙か食い物」の中に、面白い一節があったので引用します。これは主人公にあたる医師が、NDEを経験した女性に対して心中でぼやいた部分です。

 女は「神の存在をリアルに感じた」と言ったし「この世の根本は善であることを悟った」と言った。俺は冗談を言っているのかと思った。その女はギャングに銃で脅されてカージャックされたついでに自分の車で轢き逃げされてERに運ばれてきたのだ。女の腎臓の片方はオシャカにされて摘出されたし謎の鉄棒が脇腹を貫通していてそれを抜くとブーッっと音を立てて血液が噴き出して女を心房細動に追い込んだのだ。それでもこの世の根本が善だと信じるなどと言い出すとは。ヘイ、悪気があって言うんじゃないが、あんたそれは俺があんたに打ち込んだアトロピンやらエピネフリンやらが心臓に大ショックを与えている間、脳に酸素が回らなかったり不規則に回ったりして妙な活動をさせた結果で見た幻想だよ、と俺は思った。(204ページ)

そういえば私も臨死体験をしたことがあるのですが、残念なことにNDEを経験することはできませんでした。せいぜいバッターボックスに立って、センター返しのホームランをカッキーンと打つ夢を見たぐらいです。

こんな内容を書いた後で言うのもなんですが、私は神様をそこそこ信じています。で、信じていると言った後にこんなことを言うのも何ですが、「信じるものがすくわれるのは、頬の涙と足元だけ」です。どうか、お気をつけて。

子供がいらない大人たち

http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_456578/

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、夫婦のみの世帯は、1986年から2015年までの30年で2倍以上に増加した。中央大学文学部教授で『家族難民』(朝日文庫)の著書で知られる山田昌弘さんは、その理由をこう分析する。

「昔に比べて後継ぎをつくることへの圧力が弱まったことが一因にあげられます。それに加え、日本の将来を悲観して子供を産みたくないと、控える人が増えていますね。また、経済的な理由や自由な時間を削られたくないという男性に、妻が従わざるを得ないケースもよく聞きます」

女性セブンが行ったアンケート調査(※20代から80代の男女594名を対象に実施)でも、「子供が欲しい、欲しかったですか?」という質問に18.5%が“子供は欲しくない”と答えた。「親になる自信がない」(57.5%)、「子供が好きではない」(43.8%)、「経済的に不安」(37%)というのが主な理由だ。

一方で、欲しくても授かれなかった夫婦もいる。諦めた時期は、「40才を過ぎて、年齢的に厳しいと感じた時(67%)」が多数だが、こういった意見もある。

「夫と趣味や旅行を満喫するうちに、この生活が私たちらしい生き方だと感じた。子供を授かると生活のリズムが崩れるし、いろいろと我慢しなければならないなら、今のままがいいと思った」(38才・専業主婦)

時間とお金を夫婦や自分のために使いたいと、あえて“子づくり”を諦める人や、「子供をつくるために結婚したのではない」と夫に言われ、ホッとして不妊治療をやめたケースも。今や“結婚=子づくり”ではない時代なのだ。

81.5%もの「子供が欲しい、欲しかった」と答えた人の中にも、いざ授かってみると、「経済的に大変」「自分の時間がなくなった」「仕事を辞めざるを得なかった」「ママ友との人間関係が苦痛」といった、子があるゆえの苦労ものぞかせた。

これに対し、立命館大学産業社会学部教授で『結婚と家族のこれから』(光文社新書)著書の筒井淳也さんはこう話す。

「仕事と育児の両立支援制度がしっかりしているノルウェーでは、子供を持つ女性の幸福度が高かったのに対し、アメリカと日本は低いというデータもあります。『子供を産むと仕事との両立が大変=子供を産むと不幸になる』という概念が日本の女性には強いため、出産による生活満足度が下がるんです。仮に仕事を辞めたとしても、今度は家の中に閉じこもりがちになるので、外部とのコミュニケーションがとれなくなってストレスがたまる。そういうことが予想されるから子供を産みたがらないともいえます」

女性は、子供という宝を手にする代わりに、家事・育児・仕事・夫の世話、そして介護の両立を迫られ、自分の時間が失われる。さらに家族が増えることで経済的にも逼迫するため、必ずしも幸せになれないのだ。

※女性セブン2016年10月27日号

(ここまで引用)

お妾さん制度復活させましょうよ。天皇陛下の跡取り問題もありますし。

「後進国の人口増加問題を解決するためにはどうしたらよいか?」という質問に「贅沢を教えればいい」という答えがあります。

実際、5人なり6人なり子供をポコポコ産んでいたアフリカの某国が経済的に発展し裕福になったら、出生率が下がったというケースがあるそうです。
日本でも、戦前には5人とか6人とか産んでいるのはよく見られました。

なぜ裕福になると出生率が下がるのか、その考え方の一つに「子供にも自分と同じように、贅沢をさせてあげたい」といった発想が生まれるからというのがあります。

他には、「子供が多いと、自分が贅沢できなくなる」といった理由もあります。
 
現在の日本は、最近は経済的に奮わない、といっても世界第三位の経済力大国です。「裕福だから出生率が減る」という要件は満たしています。
ただ、貧富の差というものはあるものですので、「あまりにも金がなさすぎて子供が産めない」といった声も、当然あがっています。

話は変わりますが、日本のフェミニズムは未だ過渡期にあります。ようするに未熟です。「女性を優遇して権利や立場を押し上げる。そして男性と並べるようにしよう」といった考え方ばかりが横行しているように思えます。男性のことはほとんど一切考えていません。
誰の言葉かは忘れましたが、「フェミニズムとは、男性が女性の地位に近づくことである」といった言葉があります。ある種女性にこそ優遇されている地位(例えば専業主婦だとか)をも、男性に分け与えてこそのフェミニズムなのではないかと思います。

経済的な理由に加え、未熟に歪んだフェミニズムが蔓延する昨今において、出生率をあげるにはどうしたら良いのでしょうか。少なくとも私にはわかりません。

若者のお酒離れ

ワイン情報サイト「ワインバザール」が、「お酒を飲む頻度」に関する調査結果を発表。10月11日に調査結果をまとめたプレスリリースを展開した。
20代男性の約4割が「お酒を飲む頻度が少ない」という結果が浮き彫りになり、若者の“酒離れ”ともいえる事態にネットでは議論が巻き起こっている。

調査はインターネットで20~69歳の男女6638名を対象に実施されたもの。「あなたはお酒をどれくらいの頻度で飲みますか」という質問に、
「毎日飲む」「週に2~3回飲む」と答えた“お酒好き”な人は、男性が45.1%、女性が27.3%。
ほとんど飲まない」「まったく飲まない」と答えた“お酒NG”な人は、男性が30.1%、女性が47.6%だった。

年代別では、20代が「お酒NG」の割合が44.8%と最も高く、次いで30代も41.2%と高い水準だった。
さらに、男女別では、「お酒NG」の割合は、女性がどの年代も軒並み40~50%と高い値を示したものの、
男性は20代の39.8%が他の年代に比べて高く、とりわけ「まったく飲まない」(27.2%)の割合の高さが目立った。
最低値の50代男性(13.7%)と比較すると、「お酒NG」は13.5ポイントの開きとなった。Twitterでは、

「“若者が離れたのは『意味不明な職場での強制飲み会』” 原因かはわからないですが、お酒を嫌いになる要因の一つであることは確実」
「酒離れではなく飲み会に行きたくないだけ。仕事とプライベートは分けているので、仕事以外で会社の人と居たくないのだろう」
「職場の飲み会は意味不明と思われても仕方ない。説教しまくるオッサンと飲みにいきたいとは思わないよな~、とオッサンになった私でも思うw」
と仕事での“飲み会離れ”が要因だとする声が寄せられた。

さらに、
「だから金があればなんだって手を出すっての。そういう余裕がないから自分の好きな事を最優先にお金を使うようになってるだけでしょ。」
「飲まなくていいし、それにお金もないだろうし、加えてとても時間が奪われるので、趣味に時間と金を使った方が有益だよねー」
「こういう若者の〇〇離れっていうのは『お金の若者離れ』が正解。お金ないのにお酒も車も買えるかい。普通に考えたらわかること」
と金銭面の余裕のなさが影響していると指摘する意見が上がった。

また、
「酒離れに関しては 人員削減で残業ありきがふえてるからでは?土曜休みで花金(金曜日の晩に飲みに行く)てのが死後になってるよね?」(原文ママ)
「若者の車離れ、酒離れとかいってるけど、そのかわりに若者が何してるかっていうと、仕事だ。仕事してるんだ。楽しみもなく。すごいだろ」
「若者の酒離れとか外食離れとか中食流行りとか、金がないのもそうだけど過度な残業もあるよね」(原文ママ)
と恒常化する残業の多さも関係しているとする声もあった。

確かに会社の飲み会離れ、金銭面、残業の多さなど若者を取り巻く環境は他の世代とは大きく異なっていることは事実かもしれない。
若者の「車離れ」をはじめ「恋愛離れ」「ギャンブル離れ」などに続いて「酒離れ」まで叫ばれ始めたことで、
男性の“甲斐性”「飲む・打つ・買う」は、もはや過去の遺産となり果てているようだ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161017-00000000-rnijugo-life

そろそろ悟りを開く人がでてきそう。
今回は、「若者の4割が酒を飲まない」という記事です。
記事内でも語られていることですが、若者には絶対的にお金が足りません。余計なことに使うだけの余裕がないのです。それは、金銭というリソースのみならず、「無意味な飲み会に行く」という、体力的(あるいは精神力的)リソースさえも。

それから、これも記事内で語られていることですが、飲み会に行かない若者がすることは、仕事です。
酒も飲まずタバコも吸わず、女も抱かず賭博もせず、仕事・スマホ・睡眠。

あまりお金のない働く若者のうち、2割か3割ぐらいは、「仕事・スマホ・睡眠」の3Sで済んでいるのではないでしょうか。

さて、今はあまり権力を持たない「若者」ですが、あと20年もしたら社会の重要部分に昇りつめるでしょう。欲の少ない彼らが権力を持ったら、社会に何を訴えかけるのでしょうか。
考えられうるのは、「禁欲」です。
無欲な世代が社会的影響力を持ち始めたら、彼らにとって不要である「酒・たばこ・風俗・ギャンブル」こういったものを規制するような動きが出てくる可能性があります。
もちろんただの推測にすぎないのですが、可能性としては十分考えられます。というか、若者とはとくに関係のない団体から社会全体に対して「禁煙」の圧力がかかっています。その勢いは今後、強まる一方かもしれません。

稲田防衛相の答弁問題

辻元清美氏の質問にうつむく稲田朋美防衛相=国会内で2016年9月30日午後2時54分、藤井太郎撮影
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野党が問題視する稲田氏発言
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質問の辻元氏「うろたえる大臣……国益を損ねている」
8月に入閣した稲田朋美防衛相を巡り、開会中の国会で、過去の発言と防衛省トップとしての言動の食い違いがクローズアップされている。発言の矛盾を問われ、答弁で涙ぐむ場面もあった。安全保障法制のもと、自衛隊は駆け付け警護など新たな活動領域に踏み込む。それを指揮するトップに不安の声が上がっている。【遠藤拓、三股智子】

野党は稲田氏に対し、9月30日の衆院予算委員会での辻元清美氏(民進党)による質問を皮切りに、日米安保や日本の核武装、尖閣諸島問題などを巡る過去の言葉を引用し、防衛相としての見解を繰り返しただしてきた。そのたびに稲田氏は政府の公式見解を述べ、過去の発言の修正に追われる印象を与えてきた。

「こうした人物に我が子を預ける親は、私に限らず不安だろう」。陸上自衛官の次男を持つ北海道千歳市の50代の女性は懸念を口にした。「自衛隊などについて防衛相になる前からさまざまな発言をしていたが、言うことがくるっと変わった。南スーダンの訪問予定も体調を理由にキャンセルし、批判されれば慌てて訪問する印象だ」と話した。

専門家はどう見るのか。

軍事評論家の前田哲男さんは「資質もないのに大臣となり、ボロが出たのだろう」と厳しく指摘した。「防衛相には憲法と日米安保体制に折り合いを付ける覚悟と見識が求められる。稲田氏は、そのどちらも持ち合わせていないようだ。そこが野党側に狙われた」と分析する。

一方、坂元一哉・大阪大大学院教授(国際政治学)は「日本独自の核保有を巡る発言は稲田氏が大臣になる前の発言だ。ここまで問題にするのはいかがなものか」と野党側の姿勢に疑問を呈し、「大臣になって間もない時期であり、まずは職務に専念してほしいと思う」と話した。

稲田氏が涙を浮かべたのは9月30日。辻元氏が8月15日(終戦の日)の全国戦没者追悼式を欠席した理由をただした時だ。稲田氏は海賊対処で自衛隊の駐留するアフリカ・ジブチを訪問中だった。

辻元氏は「涙を浮かべ、震えていた。矛盾を突かれ、答弁しようがなかったのだろう。うろたえる防衛大臣を世界各国はどう思うか。国益を損ねている」と指摘する。

一方、菅義偉官房長官は記者会見で「高い緊張感をもって職務を果たしている」と擁護した。

毎日新聞:http://mainichi.jp/articles/20161015/k00/00m/040/177000c

いーけないんだーいけないんだー せーんせーにいってやろー

稲田防衛相が答弁につまって涙を浮かべたというニュースです。
私はこの方のことを嫌っているわけでは決してないのですが、ジブチ訪問の時から、「なんか、浮かれてるなー」というか「脇が甘いんじゃないかなぁ。揚げ足取られなければいいけど」みたいなことを思っていました。

ジブチ訪問の際は、左派マスコミ各社から「稲田防衛相、非常に派手な格好でジブチ訪問。とてもけしからん」といった具合に批判されていました。
私がみた限りは、別に言われる程派手でもなんでもないと思ったのですが、なんといいますか、「大阪梅田に出来た伊勢丹を見に来たうちのおかん」みたいな感じだなぁとは思いました。ようするにちょっと浮かれてるというか観光気分が垣間見られるというか。

聞くところによれば、稲田朋美さんは結構な軍事オタクというか、軍事や防衛が好きな方だそうで、そうであるなら稲田さんが防衛大臣につくことができたのは、この方にとっての悲願だったのではないかと思います。

しかし防衛大臣が難儀する仕事と言えば、自衛隊と憲法とのすり合わせ、海外派遣した自衛隊と憲法9条との矛盾点についての答弁、他、「権力=悪」とするめんどくさい人たちや、「自衛隊や警察は暴力装置」などと称するめんどくさい人たちとのやりとりです。

昔からの夢だった職場についたものの、現実とのギャップに落胆している。そういう風に捉えられなくもないです。

ただなんにせよ、「かつての発言は私人としての発言です。公人である今とは意見が違います」
おそらくこの一言が言えればよかったのでしょうが、それが言えないというのは政治家としての資質に問題を感じざるをえません。

国会というのは、人の揚げ足を取ることに関してはトップクラスの方々が、日々討論を重ねる場所です。
一切の動揺を見せず、さわやかな笑顔でカラスは白と言えないようでは、追及の厳しい防衛大臣などは務まらないのではないでしょうか。

兵馬俑の西洋人関与報道

中国を初めて統一した秦の始皇帝(紀元前259~同210年)の陵墓に埋葬された兵士や馬の姿をした副葬品である兵馬俑の制作に古代ギリシャ人が協力
していたとの説を英BBC放送などが伝え、中国で話題となっている。これまでの常識を覆すもので、ネット上では「全くのうそ八百だ」と反発も広がっている。

BBC(電子版)は12日、最近の研究で、兵馬俑が古代ギリシャの芸術品の影響を受けた可能性があることが分かったと報じた。
「秦始皇帝陵博物院」の専門家はBBCに「シルクロードが開かれる前に始皇帝時代の中国と西洋の間で密接な接触があった証拠が見つかった」と証言した。

始皇帝の陵墓建設前の中国には高さ約20センチの単純な像しかなく、兵馬俑のように等身大の写実的なものは作られていなかったとされる。
ウィーン大学の教授も最近発見された像の特徴から、「ギリシャの彫刻家が中国人に技術指導したかもしれない」と指摘した。

ただ、この説は、独自に文明を発展させてきたことを誇りとしている中国の人々には受け入れられないようだ。
中国版ツイッター「微博」には、「学者の推測」「中国の技術が西洋に伝わったのではないか」といった書き込みが相次いでいる。

優れた文化があったから西洋人が関わっているに違いないとか言うのは、流石にアジア人を馬鹿にしすぎ。

文明というのは常に発展するものではなく、発展する時期と衰退する時期を交互に繰り返すものです。疫病や災害等が原因で文明レベルが低下して、なかなか発展しなくなる時期を「暗黒時代」と称したりします。

例えばと例を挙げるときりがないのですが、例えば日本の刀鍛冶の技術は、鎌倉時代に最も進んでいたそうです。
当時の刀は今では作れないそうです。

他にも、史上初めて地球の大きさを観測したのは古代ギリシャ時代の哲人エラトステネスと言われていますが、彼以降再発見されるのには2000年近く時間がかかったりだとか、アメリカ大陸への航路を発見したイギリスのヴァイキング(8世紀前後)以降、再発見されるのには600年近くかかったりだとか。

あるいは、古代にあった技術が現代で再現できない場合もあります。ダマスクス鋼で作った剣だとか。そういうのはロストテクノロジーというそうです。

古代だからといって必ずしも劣っているとは限らない。秦の始皇帝の墓所、兵馬俑もその一つです。

8000体にも及ぶ人間の彫刻の、どれひとつとして同じ顔が見当たらないというとんでもない技術ですが、その技術の一つに「石膏拓」というものがあげられています。
石膏で人の型をとり、その型を元に等身大の人形を製作するという技術です。

当時の軍人のおおよそ全員に、石膏の拓をとるように命じ、軍人全員がそれに従ったなら、8000体のオーダーメイドというのも可能なように思えます。

他にも色々な技術があったのではないかという提案や研究がされています。古代人の行動範囲というのは思いの他広いので、西洋人が携わっていた可能性もあるのかもしれません。

ただ、「西洋人が携わったから」というのは、技術レベルの飛躍の答えにはなりません。

だってギリシャには兵馬俑と同じもの、ないじゃないですか。

2016年ノーベル文学賞のゆくえ

2016年のノーベル文学賞が13日午後8時(日本時間)に発表される。毎年、有力候補として名前が挙がる作家・村上春樹さん(67)が受賞する可能性について、
最新刊「村上春樹はノーベル賞をとれるのか?」(光文社新書、799円)が話題となっている文芸評論家の川村湊さん(65)は「30%」と予想。根拠として3つの理由を挙げた。

英ブックメーカー「ラドブロークス」の最新賭け率で、村上さんはグギ・ワ・ジオンゴ氏(ケニア)に次ぐ2位につけている。
下馬評としては本命と言えるが、川村さんは「大穴」と評した上で、村上さんの受賞の可能性を「30%」と分析した。
「推論にすぎませんが、今のままでは可能性は低いと思います」

本命にはジオンゴ氏、アドニス氏(シリア)、フィリップ・ロス氏、ドン・デリーロ氏(ともに米国)ら、いずれも賭け率で上位にランクされている作家の名前を挙げた。

30年以上にわたって村上作品を追い、高く評価してきた川村さんだけに「取ってほしい願望はありますし、
取るだけの文学的価値もあると思います」としながら「現時点では難しい」とみる。根拠として以下の3点を挙げた。

〈1〉賞の持ち回り傾向

「同じ言語や国・地域の受賞者を続けない傾向があります。長らく取っていないアフリカやアラブは有力ですし、そろそろ米国も、という空気もある。
アジアは12年に中国の莫言氏が受賞していますから、ちょっと早い」

〈2〉賞との相性

「世界中で売れていることで、社会性に欠け、エンターテインメント作家とみられている可能性もある。テーマが隠れ、読み取りにくい点は確かにあります。
良さでもあるのですが」

〈3〉受賞の必然性

「2009年の『1Q84』以来、大きな長編作品を書いていないので『これで文句ないでしょ』という強い作品が求められているのかもしれません」

一方で「(選考する)スウェーデン・アカデミーには若い世代や女性も増えていて、今までにないものをよしとしようという変化もあります」とも話す。
村上さんは既存のセオリーを超えての栄冠となるか。世界中のハルキストが発表の声に耳を澄ます。

http://www.hochi.co.jp/topics/20161013-OHT1T50045.html

ハルキストという単語が秋の季語になろうとしています。

文明には優劣というものが存在しますが、文化に優劣は存在しません。
しかしはっきり申し上げまして、中国文学というのは、あまり進展しないのが現状です。

理由は簡単、共産党に目をつけられたら逮捕されるからです。
文学に限らず創作という活動は、幾ばくか、フラストレーションの発露という部分を持ちます。しかし中国では共産党に対してつもる思いがあっても、それを直接表現することができません。それは単純にハンディキャップと言えましょう。

その点、2012年にノーベル文学賞を取った莫言という人物は、よくやったなぁと感心するばかりです。
ところで豆知識な話になりますが、莫言というのは「モーイワン」あるいは「モーイエン」と読むそうです。そして莫言という言葉の意味は「語る言葉はない」だそうです。
莫言(語る言葉はない)と書いてモーイワン。これは偶然でしょうか、それとも狙ってやったのでしょうか。

さて話題を本国に戻します。世界の春樹こと村上春樹さんです。
毎年毎年10月ごろになると「今年こそは!」と村上春樹さんのファン、通称ハルキストが東京某所のカフェに集まって、落選の報せを受けて落胆するというのが恒例行事になっています。

今年こそは受賞できでしょうか。いかがでしょうか。
とはいっても、私は文学だとか芸術そういった高尚なものは、まったくわかりませんし興味もないんですけど。