都議会議員がクラブ通い

10月4日の都議会代表質問で、小池百合子都知事(64)を「知事の側こそブラックボックス」と批判した自民党の高木啓都議(51)が、
政治資金を銀座のクラブに支出していたことが、週刊文春の取材でわかった。
高木氏は、猪瀬直樹都知事(当時)の徳洲会事件の際には、「人間としておかしいって、言っているんだよ」「都議会の恥」と委員会で厳しく批判。
現在は都議会自民党のトップである幹事長を務めており、自民党を代表して、質問に立った。

高木氏が代表を務める自民党東京都北区第八支部は、2013年8月19日、新宿歌舞伎町のライブバー「A」に20万円を支出。
同年には、銀座のクラブ「R」に12万4000円(10月25日)、7万円(11月19日)を支出していた。いずれも名目は「政策懇談会」となっていた。

「ウチは女の子20人ほどが在籍している高級会員制クラブです。高木先生は月1回くらいは来てくれます。
女の子からは『啓ちゃん』と呼ばれています。先生は『頭のいい娘をつけてくれ』と言っていますね。
宇田川(聡史都議)先生を連れてくることも多いですが、政策の話をしているのは見たことがありません」(「R」の関係者)

高木氏はこう弁明する。

「政策の活動の続きでそういうところに行って、お話をすることはよくあることなので。(接待する女性は)銀座の方は、そういう子はいたんじゃないかな。適切に処理したいと思います」

過去には、安倍晋三首相、野田佳彦前首相の政党支部や政治団体が、クラブ、キャバクラ、スナックなどでの支出を、女性が接客する店で政治活動にあたらないとして、返金している。

週刊文春10月6日発売号では、都議会自民党の政治とカネを徹底調査し、政務活動費を巡る疑惑の領収書や、都議親族への家賃1600万還流問題などを報じている。

詳細はソース先で
自民都議会幹事長が政治資金で銀座クラブ通い | スクープ速報 – 週刊文春WEB 2016.10.05 16:01
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6637

 東京都議会のドン、内田茂は辞任しましたが、息のかかった人物は残っています。この高木啓がまさにその人です。内田茂は70を越えてるのですが、まだ政治から離れる気がないようです。
 この人物が絡む問題というのは要するに汚職が関わる問題ということですので、内田茂の関係者が都議会からいなくならない限り、根本的な問題は解決しないということになります。
 小池都知事は防衛相時代の頃を鑑みると、半端なところで手を休めるような温い考えを持った人物ではありません。なんというか、女性的な容赦の無さをもった方です。
「まぁまぁ、この辺で手打ちにしておきましょう」といったことにはおそらくならないでしょう。
 そういった点で、都議会に関する問題というのは興味深いものだと考えています。
 ところで、先の7月の都知事選の際の「文春砲」の活躍には恐れ入りましたが、どうもあの情報というのは「寝かせてあった」特ダネであったそうです。
 要するに、鳥越俊太郎が女子大生にわいせつ行為を働いたのは2002年夏。文春、それから新潮はそれぞれ、この年に取材をしましたが、その情報は表に出さずに閉まっておいたのだそうです。
 なぜ当時報道しなかったのかについては推測の域を出ませんが、政治家というのは身が清められていることを求められるのに対し、ジャーナリストにはそれが(あまり)求められていない。その為このような「ちょっとしたスキャンダル」は公開を保留にされたのではないかと思われます。
 しかし、その判断は、前回の都知事選を大いに揺るがしました。感服せざるを得ません。
 ところで、鳥越氏のような「寝かせておいてあるスキャンダル」が鳥越氏の為の一つだけ、とは到底思えません。きっと、様々な分野の著名人の「突かれたら痛い部分」をしたためて、保管してあるのだと思います。
 7月の都知事選の時まで、ほとんど公の場に晒されることのなかった「東京都議会」が、今後どのような動きを見せるのか。文春や新潮は、また私達を驚かせてくれるのか。
 私は大阪に住んでいるのですが、東京都議会からは目が離せません。

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