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蓮舫議員の二重国籍問題

 民進党の蓮舫代表は16日、台湾との「二重国籍」状態にあった自身の問題に関して「法定代理人を含めやりとりし、法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と述べた。熊本県西原村で記者団の質問に答えた。

蓮舫氏は15日、二重国籍問題を巡って日本国籍だけを持つ意思を宣言する「国籍選択届」を提出し、受理されたと明らかにした。国籍法は16条で日本国籍を選択した場合、外国籍の離脱に努めなければいけないと規定している。

ソース:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H2T_W6A011C1PE8000/

二重国籍「選択義務履行までは法違反」…法相
読売新聞 10月18日(火)11時22分配信

金田法相は18日午前の閣議後の記者会見で「一般論として、(国籍選択義務の)
期限後に義務を履行したとしても、それまでの間は国籍法上の義務には違反していたことになる」と述べた。

国籍法は、二重国籍者は原則22歳までに日本国籍か外国籍かを選択するよう
義務づけている。民進党の蓮舫代表は、日本国籍の選択宣言を今月7日に行ったことを
明らかにしていて、国籍法の義務を履行していなかったことが指摘されていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00050049-yom-pol

今月のニュースは豊洲と蓮舫ばっかりな気がする。

先日蓮舫議員(本名は村田 蓮舫)が「国籍法違反にはあたらない」と言ったのに対し、法務大臣が「そんなことないです違反です」と返したニュースです。

今回の件は多くの情報が流れていますが、問題となるのは次の二点です。
・国籍法第違反(14条)
・公職選挙法違反(235条)

まずは国籍法から簡単に解説していきます。
20歳までに重国籍になった人は、22歳になるまでに、国籍選択をしなくてはいけません。
それには日本の役所への届け出の他、蓮舫議員の場合は台湾の方へも届け出をする必要があります。
蓮舫議員はこれらの手続きをしていなかったので、国籍法違反にあたるのですが、『この法律に違反しても、罰則はありません』。
二重国籍問題の面倒くさい点一つは、罰則が無いということでしょう。
こういった法律のことを「努力義務」と呼び、一般人は基本的に違反しても問題にはなりません。ただ、蓮舫議員は政治家ですので、例え努力義務であっても違法状態を続けるわけにはいかない、ということです。

次に公職選挙法違反について。
蓮舫議員の件は「経歴詐称(虚偽事項公表罪)」にあたる可能性があります。
蓮舫議員は「日本人」として選挙に出ましたが、実際は重国籍です。これが「経歴詐称」にあたる場合、「20万円以下の罰金又は二年以下の禁固」の罰則が発生します。
過去に学歴詐称で民主党を辞め、その件について裁判を起こし、最高裁まで争った元議員がいるのですが、結局有罪は覆りませんでした。

重要なのは公職選挙法違反の方だと思うのですが、さてどうなるのでしょうか。
日本の法曹界は基本的に左寄りですので、なんかうやむやになって終わりそうな気がします。