リンキン・パークのチェスター・ベニントンが自殺…理由は薬物依存と鬱病

米ロックバンド、リンキン・パークのボーカル、チェスター・ベニントンさんが死亡した。41歳だった。
ロサンゼルス郡検視局が伝えた。
20日、ベニントンさんがロサンゼルスの自宅で死亡しているのが見つかり、警察は自殺の可能性があるとみて調査している。

リンキン・パークは、7枚目のアルバム「ワン・モア・ライト」をリリースしたばかりだった。

ベニントンさんには6人の子供がいる。

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要約

アメリカの人気ロックバンド「リンキンパーク」のボーカル、「チェスター・ベニントン」が2017年7月20日自殺しました。

20日自宅で死亡しているところを警察が発見したとのことです。享年は41歳。

7枚目のアルバムをリリースしたばかりで、子供が6人もいて幸せに暮らしていると思われた中、この訃報は世界中のファンにショックを与えました。

リンキンパークってなに?

アメリカのロックバンドで、ジャンルとしてはラウドロック、ミクスチャーに分類されるバンドです。

近年では様々なジャンルを取り入れて、単純な「ロック」という感じではなくなっていましたが、アメリカのロックバンドとしては第一線として活躍していた人達です。

とくに初期の頃のアルバムは、ロックにヒップホップのエッセンスを取り入れたミクスチャーというジャンルの先駆者として幅広いファンに支持されていました。

2000年に発売したファーストアルバムは全世界で1000万枚以上の売り上げを記録し、ロックファンであれば知らない人はいないというほどのアーティストです。

日本のバンドマンでも影響を受けたという人が多く、今回の件を受けてワンオクやマキシマムザホルモンなどのロックバンドが追悼の意を表明しています。

自殺の原因は?

チェスター・ベニントンは、薬物依存に苦しんでいたとの噂があります。

本人は以前過去に薬物を使っていたことを告白しましたが、最近まで使用していたという声もあり、真偽のほどはわかりませんが依存症であったのは事実のようです。

また、鬱病を患っていたという話しもあり、薬物依存と鬱病の両方に苦しみ、自殺するような状況になったものだと思われます。

さらに、今年5月に死亡したサウンドガーデンのボーカル「クリス・コーネル」とチェスター・ベニントンは親友であり、その親友の死の悲しみからまだ立ち上がれていなかったのではないかという予想もできます。

遺書のようなものは残していないため、チェスター・ベニントンが自殺した原因については予想するしかありませんが、41歳という年齢でなぜという感じです。

昔、ロックスターは27歳で死ぬというのがロックファンの間では通説でしたが、時代は変わったものですね。

チェスター・ベニントンが使用していた薬物はヘロインなどの、薬物の中でも特に強烈なものだと言われていて、それだけ薬物は怖いということですね。

リンキンパークの今後について

今のところ解散という報道は出ていませんが、メインボーカル不在とあっては、活動していくのは難しいんじゃないかと思います。

アルバムリリース後に予定されていたツアーも全てキャンセルになるでしょうし、解散になるのが自然な流れですね。

今後はメンバーそれぞれ、別のバンドでの活躍に期待しています。

知らない人はこの機会に聴いてくれ

ロックに全く興味がない人はさておき、リンキンパークはとても偉大なバンドです。

自殺のニュースで初めてこの名前を知ったという人、是非アルバムを聴いてほしいです。

ちなみに、オススメは「Meteora(メテオラ)」というアルバムで、1枚のアルバムを通して芯まで響くラウドなサウンドと、重厚な小説を読んだ後のような後味を残してくれる最高のアルバムです。

曲で聴くなら「Braking The Habit」「Faint」あたりが耳に入りやすくていいですね。

youtubeでも聴けると思いますができればアルバムを買いましょう。アルバム買う価値のあるバンドです。ダウンロードでも構いません。

なんでもかんでもyoutubeでは音楽業界がさらに衰退してしまいます。

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