若者と消費 変化の実相に迫ってこそ
若者が車にも、お酒にも、海外旅行にも興味を示さなくなったといわれて久しい。消費をしない、草食化している、元気がない、などしばしば否定的に語られる。
個人消費の回復に向けて彼らをターゲットにしたい企業側も「今どきの若者は好みが分からない」「それよりシニア市場に照準を」とどこか腰を引いているようだ。
しかし、若者は消費市場の一翼を担う存在だ。若者を取り巻く環境や彼らの関心領域を丁寧に探っていくことが大切ではないか。
以下ソース
http://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/syasetu/article/280058
しないんじゃないよ出来ないんだよ。
ニュースやらなにやらに取沙汰される「若者の~離れ」という言葉は、おおよそほとんど最初から寄り付いていないという意味で使われます。
若者の車離れ、若者の旅行離れ、若者のマイホーム離れ。まるでかつてはそれに接していたいたかのような言いぐさですが、1990年代の若者は、今は中年ですし、現代の若者は、1990年代には子供か生まれていないかです。
現代の若者を取り巻く状況はあまり芳しくありません。先進国の若者の自殺率は韓国を抜いてトップですし、非正規労働者の7割が年収200万円未満といわれています。
非正規労働者の全員が若者というわけではありませんが、経済状況はあまり芳しくありません。
では、若者の全員が絶望しているかと言われれば、それも違うと思われます。
今や、携帯一台あればおおよその欲求は解消されていると言われる時代です。
余計なものを欲しがらず、余計な散財をせず、欲に対して謙虚である。『足るを知る』を知る。それが今の若者には多いのではないかと思われます。
アメリカ人から見ると、「日本人は皆ブッディスト(仏教徒)」だそうですので、欲が少なく謙虚であるというのは徳が高くて良いように思うのですが、日本は資本主義社会ですので、もっとがっつり稼いで、がっつり使ってもらわないと困るようです。
ところで2ちゃんねるの「若者が消費をしない」というスレッドタイトルでのスレッドに、秀逸な書き込みがありました。
それを引用して、終わりにしたいと思います。
1000 名前:名無しさん@1周年[] 投稿日:2016/10/08(土) 10:30:41.77
若者はこれで良いと言っておる。
おまえたちの荒らしまくった日本の上を生きても。
だから、せめて、こっち見んな